腹痛で寝られない
先月から謎の腹痛に襲われ、夜も寝られない状況が続きました。
最初はクーラーのすごく効いた部屋にいたので
病院の見解
実は先月の腹痛が起こる2週間ほど前も体調不良を起こしていました。
第1週は溶連菌感染症、第2週は風邪です。
溶連菌感染症の際に処方された抗生剤が合わずに、腹痛を起こしているのではないか?と言われました。
ずっとお腹を下しているので、点滴もしてもらい、念のため「便培養検査」なるものもしてもらいました。
大きな病院での検査
近くで一番大きな総合病院をその日のうちに受診しました。
やったことは以下の通りです。
●レントゲン
●CTスキャン
まずは血液検査。
結果として、炎症反応も見られず、数値も正常値。
続いてレントゲン。
腸管内にガスが非常に溜まっている状態。
腸の形がはっきりとわかるほどに真っ黒に写っていました。
しかし、腹痛が収まらない原因ではないだろうとのこと。
最後にCTスキャン。
お腹を輪切りの画像にされるわけですが、同様に腸管内のガスが溜まっているようすがわかりました。
そして、あの検査をすることになりました…。
大腸内視鏡検査
まさか、自分も20代でお尻からカメラ突っ込むとは思っていませんでした。
かなり予約も埋まっていたみたいで、一週間以上先の予約になってしまいました。
担当してくださった先生は女医さんだったのですが、
「がんばってください☆」
とガッツポーズをされました…。
看護婦さんから下剤の飲み方などのレクチャーや注意事項を聞き、帰路に。
来たる、大腸内視鏡検査
前日は夜9時以降の食事は禁止。(水やお茶は構わない)
そして薬を飲むように指示されていました。
当日、ついに下剤をオープン!!!!!

モビプレップです。
こいつを1セットにつき、180ml×2杯+水180ml
それを3セット行います。
私は1セット飲んだ段階で、すごい便意がきました。
味は梅味のスポーツドリンクのような感じ。
味よりも正直においのほうがきつかったです。
便意といっても、お腹を下して痛いような便意ではなく、ちょっと出そうだから出したいなーって感覚です。
苦しくないので安心はしました。
しかし、まあ止まらない止まらない。
ずっと水状態の便がぴーぴー出てきました。
3セット終わるころには、出てくるものはほぼ黄色で透明な液体になりました。
これで大丈夫かなーと思って一旦ストップしました。
でも時間がしばらくすると、便にうっすらカスのような浮遊物があるように思えて、再び飲むことにしました。
もう1セットだけ飲んで、再びストップ。
でも1時間くらい経って、
という不安に襲われ、コップ1杯だけ飲みました。
あんまり遅くなって飲むと、検査直前に便意が来てしまってもまずいと思ったので…。
そして、予約の時間に合わせて病院へ…。
受付を済ませ、内視鏡センターに行くとまず便の状態を聞かれました。
正直に、「ちょっと浮遊物があります」と伝えると「便器の底が見えるぐらいなら大丈夫です」との返答。
ひとまずは安心。
そして検査着(おしりに穴のあいた紙パンツ)に着替えて、鎮静剤の点滴を行いました。
そして遂に呼ばれて、診察台へ……。
左を下にするようにして寝ころび、先生がいらっしゃいました。
「ジェル塗りますね~」と言って、
いきなり指をおしりにブスリ!!!!!
「すいません!ごめんなさいね~!すいません!」と謝りながらぐりぐりとジェルを塗られました。(※もちろん手袋はしてます)
そのあとは正直記憶があいまいです。
空気を噴出しながら大腸内にカメラを進めていくらしいのですが、そのせいでお腹がかなり張ってきます。
看護婦さん(おばちゃん)に「空気だから出したら楽になるからね~」と言われますが、理性が邪魔をしておならなんか出ません。
それでもやっぱり出したくなるので出すと看護婦さんが「そうそう!上手上手!」
と思いながらも、思っていたよりあっさり終わりました。
とはいえ、初めての体験だったのでずっと目をつむって深呼吸をしていました。
かなり肩には力が入ってしまっていたと思います。
診察台の顔の横に見えるようにモニターが設置されていましたが、まったく自分の腸内の様子は見ていません。
今になって思えば、めったにない機会なので見ておけばよかったかなあと後悔しています。
そのあとは、看護婦さんにおむつを履かされて、休憩室でしばらく睡眠をとりました。
鎮静剤を打っているので、頭がぼーっとするらしいです。
休憩ののちに、その日はそのまま帰宅しました。
別に何を食べてもいいし、シャワーも普通に浴びていいとのことでした。
診断結果
それからまた一週間ほど空いて、診断結果を聞きにいきました。
ちなみにこの時点で腹痛が始まって28日目。
腹痛はだいぶ収まってきましたが、まだ一晩通して寝れるようにはなっていません。
診断結果として、先生から衝撃の一言
今の医学検知ではわかりません
でもいろいろとネットで調べて、大腸がんの可能性もあるかも…と内心ビクビクしていたので一安心です。
これだけ調べて、原因がわからないとなるともう消去法での判断になりますが、ストレスでしょうとのこと。
ということは、今後もひどいストレスを抱えてしまったときに同じような状態になってしまうのか????というとてつもない不安もありました。
今後の治療としては、整腸剤を飲みながら、安静にするということに。
IBS(過敏性腸症候群)でもないということですか?と聞くと、
IBS(過敏性腸症候群)と厳密に診断できるわけではないですが、そう言っちゃってもいいかもしれませんね、とのこと。
昔から緊張するとすぐお腹が痛くなりやすいタイプではあったので、今まで表面上にそこまでひどい症状が出ていなかっただけで、実はそういう体質を持っていたのかなと思います。
こちらの記事作成時は腹痛発症から36日目で、夜は寝られるようになりました。
お腹はまだ朝の出勤前は痛いです。
仕事に行きたくないのだろうと思います。
1ヶ月腹痛に悩まされて思ったこと
この1か月腹痛で生活もままならない状態が続き、めちゃくちゃ不安でした。
やっぱり思うことは、健康が一番大事だということです。
2週間仕事のお休みももらいましたが、遊びに行けるわけでもなく、ひたすら腹痛と戦い続ける。
夜は寝られなくて、夜が明けるまでずっとトイレとベッドの往復。
本当に人生が一番つまらない1ヶ月でした。
でも改めて自分の生活の仕方を考えるいいきっかけにもなりました。
ストレスとどう向き合っていくか、考える必要がありますね。
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