ドラッグストアに洗顔を買いに行くと「男性用コーナー」と「女性用コーナー」に別れているところが多いですよね?
市販で売っている男性用洗顔料といえば、GATSBYやOXY、UNOなど…
ラインナップを見てみると、男性用の洗顔料より女性用の洗顔料のほうが種類がいっぱい。
この記事では、男性用洗顔料と女性用洗顔料の違いについてまとめてみました。
男性と女性では一般的に肌質が違う

一般的に男性のほうが男性ホルモンの関係で皮脂の分泌量が多いです。
その結果、男性のほうが女性より肌がベタつきやすく、女性のほうが男性より乾燥しやすいという特徴があります。
男性の肌は厚みがあり、毛穴が大きく、紫外線などの外的なダメージに強いです。
一方、女性の肌は薄く柔らかくて、キメが細かく、外的なダメージに弱いです。
男性の肌 | 女性の肌 | |
---|---|---|
皮脂の量 | 多い | 少ない |
水分量 | 少ない | 多い |
皮膚の厚み | 厚い | 薄い |
キメ | 粗い | 細かい |
毛穴 | 大きい | 小さい |
紫外線 | 強い | 弱い |
男性用洗顔料の特徴
男性は皮脂が多いので、男性用の洗顔料は「ニキビ」「ベタつき」「テカリ」などに対策を絞っています。そのため、スクラブ入りなどの洗浄力が強いものが多いです。
また男性は女性よりもスッキリとした仕上がりを求めているので、メントールが配合されて、爽やかな洗い上がりになるものが多くなっています。
女性用洗顔料の特徴
女性は皮脂が少なく、繊細な肌なので「美白」「保湿」「アンチエイジング」を目的としたものが多いです。
また女性は男性よりもうるおいのある仕上がりを求めているので、しっとりとした洗い上がりになるものが多くなっています。
男性用・女性用に区別することで買いやすい

近年は減少傾向にありますが、いまだに男性の中にはスキンケアを行うことに抵抗感のある人もいます。
男女別にスキンケアを行う男性のことをどう思っているのかまとめた記事がありますので、こちらの記事も合わせて読んでみてください!
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こういった抵抗感をなくすために、「男性用」と「女性用」として区別しているという販売戦略でもあります。
「男性用」と謳えば、「自分も使っていいんだよね!」という消費者への後押しに繋がります。
カミソリやシェービングクリームなどのコーナーの近くに設置することで、男性は抵抗なく商品を選ぶことができます!
こういった商品はパッケージも黒や青などの男性向けの色を基調としたパッケージで手に取りやすいものが多いですね。
ですが、やはり女性に比べると男性はまだスキンケアに対する意識が低く、需要が少ないため洗顔料のラインナップが少なくなってしまっています。
いまやメンズ美容、男性のスキンケアは常識になりつつあるので、きっと様々な商品が今後出てくるだろうと予想できます。
結論:自分に合った洗顔料を選ぼう!

あくまで洗顔料は一般的な男女の肌質の違いを基に「男性用」「女性用」の区別をつけているパターンが大半です。
皮脂の分泌が少なく、乾燥気味の男性がオイリー肌男性向けの洗浄力の強い洗顔料を使ってしまうと、本来必要な皮脂まで過剰に洗い流してしまうことがあります。
その結果、かえって肌荒れにつながる場合もありますので注意しましょう!
男性用の洗顔を使うと肌がヒリヒリしたり、肌荒れが起きてしまう場合は女性用の洗浄力が弱めの洗顔料を使うことをおすすめします!
つまり自分の肌質を理解していれば、男性が女性用の洗顔を使ってもいいですし、女性が男性用の洗顔を使ってもいいわけです。
個人の肌質の違いや、洗顔に求める洗い上がり感などは人それぞれですもんね。
肌質別の選び方やおすすめの洗顔料についてはまた後日まとめます!
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